UTAGEのクーポン機能は、事前に設定したクーポンコードで商品の決済金額を割り引ける機能です。
設定自体は「ファネル」→「クーポン管理」から数分で終わります。
ただ、わたしがコンテンツを数億販売したからこそで断言できるのは、クーポンは「発行しただけ」では売上につながらないということなんですよね。
この記事では、基本の設定手順から、金額指定と%指定の使い分け、継続課金で起きがちな設定ミス、そして売上に直結する「いつ打つか」の設計までまとめました。
Contents
UTAGEのクーポン機能でできること
UTAGEのクーポン機能では、クーポンごとに次の項目を設定できます。
- クーポンコード(購入者が入力する文字列)
- 利用期間
- 割引方法(金額指定か%指定か)
- 対象商品
- 割引額・割引率
「新規登録者に10%オフ」「今月限定で3000円割引」といったキャンペーンが簡単に作れます。
使う前に知っておきたい2つの前提
先につまずきポイントをお伝えしておきますね。
1つ目。クーポンの対象になるのは、ファネル機能の「商品管理」で作った商品だけです。
UTAGEに商品を登録していないと使えませんし、イベント・予約機能で作った有料イベントの決済にも使えません。
2つ目。クーポンが使える決済代行会社は決まっています。
使えるのはUnivaPay、FirstPayment、銀行振込です。
Stripe・テレコムクレジット・AQUAGATESで作った商品にはクーポンが使えず、対象商品の選択肢にも出てきません。
「あれ、対象商品に出てこない」と思ったら、まずその商品の決済代行会社を確認してください。
UTAGEクーポンの作り方【5ステップ】
管理画面の上メニューから「ファネル」→「クーポン管理」に進み、「+クーポン追加」を押します。
(スクリーンショット挿入:クーポン管理画面)
ステップ1:クーポン名をつける
クーポン名は管理用の名称で、受講生には見えません。
「新年度キャンペーン割」「再購入者向け20%OFF」のように、目的と割引内容をセットで名付けておきます。
ローンチの回数が増えるとクーポンの本数もどんどん増えるので、「自分用メモ」の感覚で具体的に書いておくのがおすすめです。
ステップ2:クーポンコードを決める
購入者が実際に入力するコードです。自分で入力しても、「自動生成」ボタンで作ってもOKです。
自分で決めるなら「短くてシンプル」「入力しやすい」の2点を意識してください。
「I」や「O」のように「1」や「0」と間違えやすい文字は避けると親切ですよ。
ステップ3:割引方法を選ぶ
「金額指定」か「%指定」の2択です。使い分けは次の章で詳しく説明します。
ステップ4:利用期間を設定する
ここは戦略的にすごく重要な項目です。
セールの終了日が決まっているなら、その日を期限に設定しておきます。
「もう期限が近い」という気持ちが、最後の決断を後押ししてくれるんですね。
ステップ5:対象商品を指定して保存
「商品管理」で作った商品の中から、クーポンを適用したい商品や価格ラインナップを選びます。
割引額(または割引率)を入力したら「保存」をクリック。一覧に表示されたら作成完了です。
金額指定と%指定の使い分け
同じ割引でも、講座の価格帯によって効果的な見せ方が変わります。
低〜中価格帯なら金額指定
「500円引き」「1000円引き」と固定額を引くタイプです。
5000円の講座に500円引きなら10%の割引ですが、「500円引き」という数字のほうが直感的に伝わります。
3000円の講座に1000円引きなら33%。低価格帯だからこそ、金額で示した割引が印象に残るんです。
高価格帯なら%指定
50000円の講座なら「30%割引」で15000円引きになります。
「15000円引き」と書くより「30%割引」のほうが、割引の大きさが心理的に伝わりやすいんですよね。
もう1つ、%指定は複数の価格ラインナップをまとめて対象にする場合にも便利です。
同じ「20%割引」のクーポンなら、価格が違ってもそれぞれに20%引きが計算されるので、金額指定のように作り分けがいりません。
注意:0円以下になる割引は設定できない
UnivaPayのカード決済やオート銀振で、決済金額が0円以下になる割引を設定すると決済エラーになります。
割引額・割引率は、決済代行会社が定める最低決済金額を上回るように設定してください(通常の銀行振込・決済代行会社なしの場合だけは0円になる設定も可能です)。
割引を「届ける」2つの方法
クーポンは作って終わりではなく、届け方で反応が変わります。
方法1:クーポン適用済みURL(おすすめ)
決済フォームを置いたファネルページのURLの末尾に「?coupon_code=(クーポンコード)」を付けるだけで、最初から割引価格が適用された状態のページを開けます。
例えばページURLが「utage-system.com/p/XXXXXXX」でコードが「300off」なら、「utage-system.com/p/XXXXXXX?coupon_code=300off」です。
「コードを入力してください」と案内すると、その入力の手間だけで一定数の人が離脱します。
でも適用済みURLなら、クリックした瞬間にもう割引価格。摩擦がゼロなんです。
わたしも限定オファーをメルマガで送るときは、コードを案内するより適用済みURLを貼ることが多いです。
方法2:決済ページでコードを入力してもらう
受講生がクーポンコード欄にコードを入れて「適用する」を押すと、フォームの連携商品とクーポンの対象商品が一致している場合にだけ割引が適用されます。
「友達紹介でコードを配る」ようなケースは、こちらの入力方式が向いています。
継続課金・分割払いは「割引条件」に注意
ここ、知らないと事故るポイントです。
UTAGEのクーポンは、複数回払い・分割払い・継続課金の商品にも設定できます。
こうした商品では「割引条件」という項目で、初回決済時の金額と2回目以降の金額を分けるかどうかをチェックで選べます。
例えば月額1500円の継続課金商品に、100円引きのクーポン(利用期間は3月末まで)を設定したとします。
3月の1回目の決済は1400円。ここまでは想像通りですよね。
でも、クーポンの利用期間が終わった4月以降も、ずっと1400円のまま決済され続けます。
最初にクーポンを適用した割引後の金額で、決済代行会社側に継続課金のデータが作られるからです。
「初月だけ割引のつもりだったのに、ずっと割引価格で課金され続けていた」というのは、実際にありがちな失敗です。
「初回だけ安くしたい」のか「ずっと割引でいい」のか。ここを設計してから保存してください。
決済フォームへの反映と、効かないときのチェックリスト
一番多い失敗パターンが「クーポンを作ったのに、決済フォーム側の設定をしていない」というものです。
対象のファネルページの編集画面で「決済フォーム」要素をクリックし、次の2つを設定します。
- 連携商品:クーポンの「対象商品」と必ず一致させる
- クーポンコード欄:「あり」に変更する(「あり」にしないと入力欄自体が出ません)
設定したら右上の「保存」を忘れずに。
カスタムフォームを使っている場合は、「カスタムフォーム」セクションの「クーポンコード」要素を使ってください。
設定後は、適用済みURLでページを開くか、実際にコードを入力して、割引後の金額が表示されるか必ず動作確認しましょう。
元の価格が10,000円で30%OFFなら「7,000円」と表示されれば成功です。
クーポンが効かないときはここを確認
- 決済フォームの「連携商品」とクーポンの「対象商品」が一致しているか(効かない原因の第1位です)
- 「クーポンコード」欄が「あり」になっているか
- 設定変更後に「保存」を押したか
- その商品の決済代行会社がUnivaPay・FirstPayment・銀行振込か
- クーポンを2種類同時に使おうとしていないか(1回の決済につき1種類だけです)
売上につながるクーポン配布の4つのタイミング
ここからが本題です。クーポンは「何ができるか」ではなく「いつ・どう打つか」で売上が決まります。
実際わたしの講座でも、クーポンを打つタイミングを工夫しただけで、同じ講座内容なのに登録者数が20%増えたケースがありました。
タイミング1:新規受講生の獲得時
見込み客が講座に興味を持った瞬間に、期間限定クーポンで最後の一押しをします。
重要なのは割引率ではなく「今この瞬間だけ」という限定感です。
タイミング2:既存受講生への追加商品提案
1つ目の講座を購入してくれた受講生に、関連する別の講座をクーポンで提案します。
新規獲得よりも既存顧客からの追加購入のほうが成約率が高い。これはマーケティングの基本ですよね。
タイミング3:離脱しそうなタイミングでの引き戻し
メールの開封率が下がってきた時期に、「次のステップアップ講座を今なら20%オフ」のような再アプローチをかけます。
離れる前に新しい目標を提示する。これが持続的な売上を生みます。
タイミング4:シーズンセール
年末年始・新年度・ゴールデンウィークといった節目は、新しい勉強を始めたい心理が働く時期です。
季節の追い風があるタイミングは、クーポンの反応も上がりやすいです。
実装はステップメール×適用済みURLで仕組み化する
この4つのタイミングは、UTAGEのステップメールやLINE配信と組み合わせて仕組み化します。
登録直後に届くステップメールに新規向けクーポンを入れる。講座を受講し終えた頃に届くメールで次の講座のオファーを出す。
そして配信に貼るのは、コードではなく適用済みURL。クリックした瞬間に割引価格が見えるので、反応がぐっと変わってきますよ。
もう1つ大事なのが「誰に届けるか」です。
新規獲得用のクーポンを既存のお客様にまで配ると、「次も割引を待とう」という心理を作ってしまい、適正価格での購入を減らしてしまいます。
配信リストやセグメントを分けて、「この層にはこのクーポン」と届け分けることが、売上を最大化するコツです。
ここまでの手順を動画で確認したい方はこちらもお役立てください。
まとめ:クーポンは「顧客獲得コスト」として設計する
「割引=安売り」と不安になる方も多いんですが、実は正反対です。
100円の割引で1万円の講座が売れたら、大きなプラスですよね。正しく設計すれば、クーポンは顧客獲得コストとして機能します。
- 作成は「ファネル」→「クーポン管理」から5ステップ
- 低〜中価格帯は金額指定、高価格帯は%指定
- 配信に貼るのは適用済みURL
- 継続課金は「割引条件」の設定を必ず確認
- 打つタイミングは「新規獲得・追加提案・引き戻し・シーズン」の4つ
あなたの講座の顧客ライフサイクルのどこにクーポンを仕込むのか。それを設計することが、UTAGEで売上を安定させる最短ルートです。
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