低単価の教材を販売するとき、
決済が完了して、お客様にはサンクスページが表示されます。
そのページには何が書いてあるでしょうか。
「ご購入ありがとうございました」だけ、ということはないでしょうか。
正直なところ、ここがいちばんもったいない場所です。
なぜなら、決済ボタンを押した直後というのは、そのお客様が1年でいちばんこちらを信頼している瞬間だからです。
迷って、決めて、カード情報まで入力し終えた。
心のハードルが全部下がっている状態です。
その人にあらためて連絡を取るのは、1週間後になると急に難しくなります。
メールを開いてもらうところからやり直しになるからです。
UTAGEのワンタイムオファーは、この瞬間を使うための機能です。
購入直後に1回だけ提案を表示して、次の商品へつなげます。
今日は、この設定手順と、あわせて組みたいトリップワイヤーファネルの作り方をお伝えします。
Contents
ワンタイムオファーでできること
ワンタイムオファーとは、商品購入の直後にだけ表示される、一度限りの提案のことです。
一度閉じたら、次に同じURLを開いても表示されません。
この「本当に一度きり」という状態を、システム側で保証できるのがUTAGEの機能です。
なぜ一度きりにするのか
理由はシンプルで、いつでも見られるページは、いま決める理由がないからです。
「あとで考えよう」と思ったページは、たいてい二度と開かれません。
その場で決めてもらうために、その場でしか見られない状態にしておく、という考え方です。
よく使われるのは、この2つの場面です。
- フロント商品を買ってくれた方に、アップグレード版を提案する
- メイン商品を買ってくれた方に、サポートサービスを追加で案内する
どちらも「あと一押し」を仕組みにしたものです。
STEP1:ページ設定でワンタイムオファーを指定する
設定はノーコードで完了します。
難しい操作はありません。
1.編集画面の上部にある「ページ設定」を開き、メニューから「ワンタイムオファー」を選びます

2.表示されたポップアップのプルダウンで、「ワンタイムオファー(1回のみの表示制限)を指定する」を選びます

3.「保存」をクリックします
初期値は「ワンタイムオファー(1回のみの表示制限)を利用しない」になっています。
似た文言が並ぶので、選んだあとに一度見直してください。
これで、そのページは一度しか表示されないページになります。
チェックを入れる対象は、提案を載せるページのほうです。
フロント商品の決済ページではありません。
ここを取り違えると、購入ページ自体が1回しか開けなくなってしまうので、気をつけてください。
STEP2:2回目以降の表示先を決める
「指定する」を選ぶと、その下に「2回目以降のアクセス時」という項目が出てきます。
ここで行き先を決めます。
選べるのは2通りです。
- ファネルの最後のステップのページを表示
- 指定したページを表示
ここは必ず設定してください。
決めておかないと、お客様が同じURLをもう一度開いたときの行き先が定まりません。
決め方の目安をお伝えします。
ファネルの中で完結させたいなら、「ファネルの最後のステップのページを表示」で十分です。
購入後の案内ページに落とせば、お客様も迷いません。
会員サイトのログイン画面に送りたい、専用のお知らせページを見せたい、という場合は「指定したページを表示」を選んでください。
わたしなら、すでに購入してくださった方が見て違和感のないページを指定します。
もう買った人が、また同じセールスページを見せられるのはつらいので。
STEP3:登録直後に自動で次のページへ進ませる
ここからは、ワンタイムオファーと組み合わせるトリップワイヤーファネルの話です。
トリップワイヤーファネルとは、安価な入り口商品から始めて、段階的に高額商品へ導く導線のこと。
ワンタイムオファーとの相性がとても良い形です。
そのために必要なのが、登録直後の自動遷移です。
- 登録ボタンに「リダイレクト先URL」を指定します
これだけです。
オプトイン(メールアドレスの登録)が終わった瞬間、自動で次のページへ移動します。
ここを設定していないと、登録完了の画面で止まってしまいます。
お客様は「登録できたんだな」と思ってブラウザを閉じます。
そして次の案内はメールで届くことになり、開封されるかどうかの勝負になります。
せっかく上がった熱量を、閉じるボタンで終わらせないための設定だと考えてください。

STEP4:ワンクリックで買える購入ボタンを置く
最後に、提案ページへ購入ボタンを置きます。
1.ページ編集画面で、ボタンを追加したい場所の青の「+」を押します
2.要素の一覧が開くので、「決済」のグループにある「購入ボタン」を選びます
要素の一覧には「決済フォーム」「次へ進むリンク」「購入商品一覧」も並んでいます。
選ぶのは「購入ボタン」です。
決済フォームはカード情報を入力してもらう形なので、ここでは使いません。
ここがワンタイムオファーの本番です。
一度カード情報を入力したお客様には、次のオファーでワンクリック購入ができます。
カード番号を打ち直す必要も、住所を入れ直す必要もありません。
この差はとても大きいです。
カード情報の入力画面が出てきた時点で、財布を取りに行く手間が発生します。
そこで「やっぱり今度でいいか」となる方は、決して少なくありません。
押したら終わる状態にしておく。
それだけで、次のステップに進んでくれる方の数が変わります。
ワンタイムオファー組むときに気をつけたい3つのこと
設定そのものは簡単ですが、中身の設計で差が出ます。
①提案するのは、いま買ったものと地続きの商品にする
フロント商品と全く関係のない商品を出すと、押し売りに見えます。
買ったものをより活かせる内容、という並びにしてください。
②1ページに1つだけ提案する
選択肢を2つ3つ並べると、比べ始めて手が止まります。
ワンタイムオファーで出すのは1つに絞ってください。
③金額は、フロント商品から離しすぎない
3,000円の教材を買った直後に30万円を提案すると、驚かせて終わります。
段階を作るのがトリップワイヤーの考え方なので、まずは無理のない次の一段を用意してください。
FAQ
Q1. UTAGEのワンタイムオファーは、購入後以外にも使えますか?
使えます。
オプトイン直後に表示する形もよく使われます。
登録ボタンに「リダイレクト先URL」を指定して、ワンタイムオファーのページへ飛ばす組み方です。
ただしこの場合はまだカード情報を入力していない方なので、ワンクリック購入にはなりません。
Q2. 「1回のみの表示制限」は、どういう単位で判定されますか?
同じ方が同じページへ再度アクセスした場合に、2回目以降と判定されます。
そのときの行き先は「2回目以降のアクセス時」で指定したページです。
ここを決めずに保存しないよう、STEP1とSTEP2は必ずセットで設定してください。
Q3. 買わなかった人にも、あとから同じ提案を送っていいですか?
送ることはできますが、「一度限り」と伝えた提案を後日また出すと、次からその言葉が信じてもらえなくなります。
もう一度案内したいときは、内容や特典を変えて別のオファーとして出すほうが自然です。
Q4. 購入ボタンを置いたのに、ワンクリックになりません。
ワンクリック購入の対象は、すでにカード情報を入力したことがあるお客様です。
初めての決済になる方には、通常どおり入力画面が表示されます。
フロント商品を購入した直後の導線であれば、条件を満たします。
まとめ
UTAGEのワンタイムオファーは、購入直後の1回だけ提案を表示して、次の売上につなげる機能です。
- 「ページ設定」>「ワンタイムオファー」のプルダウンで「1回のみの表示制限を指定する」を選び、保存する
- 「2回目以降のアクセス時」で「ファネルの最後のステップのページを表示」か「指定したページを表示」を必ず選んでおく
- 登録ボタンに「リダイレクト先URL」を指定して、登録直後に自動で次ページへ進ませる
- 提案ページには青の「+」>要素の「決済」>「購入ボタン」を置く。カード情報入力済みの方はワンクリックで購入できる
- 提案は1ページに1つ。金額はフロント商品から離しすぎない
売り込みを強くする必要はありません。
買いたい気持ちがいちばん高いところに、次の一段を置いておくだけです。
いま決済のあとがサンクスページで終わっているなら、そこは提案を置ける場所として空いています。
まずは1本、組んでみてください。
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