こんにちは。

受講生900名!日本で一番受講生が多いUTAGE講座の講師、まどかです。

事業をしていると、「ブランディングをした方がいい」と言われることがあります。

しかし、「ブランディング」という言葉はよく聞くものの、具体的に何をすればいいのかがわからないまま、なんとなく気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ブランディングに興味がある方や、これからブランディングをしたいと考えている方に、ブランディングとは何か、どうすればよいのかを紹介します。

ブランディングとは

ブランディングとは、商品やサービスに対して人々が持っているイメージを、事業者が目指すイメージに近づけていく活動のことを指します。

皆さんは、ユニクロというブランドについてどのようなイメージをお持ちですか。たとえば、次のようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

  • シンプルな定番デザイン
  • 価格が手頃
  • ヒートテックなどの機能性の高い商品がある

また、もう少し詳しい方なら

  • リサイクル
  • サステナブル

といったイメージをお持ちかもしれません。

多くの方が、ユニクロについての噂を聞いたり、ニュースを読んだり、実際に商品を着たりして、このようなイメージを作り上げています。

madoka
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ブランドイメージは、このように、お客様がブランドと接することで作られていきます。
このようなブランドイメージを、事業者が目指す姿に近づけるのが、ブランディングの活動です。
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ブランディングはなぜ必要?<ブランディングの目的>

ブランディングはなぜ必要なのでしょうか。ブランディングを行う目的は事業によってさまざまですが、中でも大きな目的を2つ紹介します。

競合商品の中から選ばれるため

インターネットの普及により、商品やサービスを簡単に見つけられるようになりました。何かが欲しいときに検索すれば、類似する商品がいくつも表示されます。

そのような中で選ばれるためには、お客様に「これを選びたい」と思ってもらえる商品でなければなりません。

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では、どのような商品がお客様に選ばれるのでしょうか。
もう一度、ユニクロを例に挙げて考えてみましょう。
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ユニクロと別のメーカーが、同じように低価格で似たようなデザインの洋服を販売していた場合、皆さんはどちらを選びますか。

他のメーカーの商品は「価格が手頃な分、品質に不安がある」と感じ、ユニクロを選ぶ方もいるでしょう。これは、「ユニクロは、価格が手頃で品質が安定している」というイメージがあるからです。

さらに、サステナブルを意識している方は、ユニクロの取り組みに賛同して選ぶかもしれません。

これが、ブランディングの効果です。ユニクロは、「価格が手頃でも品質が安定している」「サステナブルな活動に取り組んでいる」というブランドイメージを確立しているため、競合商品の中から選ばれているのです。

価格以外の価値で選ばれるため

世の中に商品があふれると、価格競争が始まってしまうことがあります。競合商品が安く販売されたために、自社商品も価格を下げる。すると、競合商品がさらに値下げをするため、自社も下げることになる。

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でも、価格競争には巻き込まれたくないですよね。

お客様が価格で選ぶのは、他に選ぶ理由がないからです。価格競争に巻き込まれないためには、価格以外の価値で選ばれる必要があります。その方法の一つが、ブランディングです。

たとえば、日本製と海外製の商品を比べたときに、比較的値段の高い日本製を選ぶ人がいるのは、「日本製のものは高品質で使いやすい」「国産なら安全」というイメージがあるからです。

ブランディングに成功すると、値下げをしなくても指名買い(最初から「このブランドで買う」と決めていること)されるようになります。

魅力的なブランドにするための具体的な方法

お客様にとって魅力的なブランドになるために何をすればよいのか、その具体的な方法を紹介します。

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そのヒントを得るために、ご自身がよく選ぶブランドにはどのような特徴があるかを思い出してみてください。
一般的に、人々は次のようなブランドを選びやすいといわれています。
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  • 独自の価値がある
  • 自分に合っている
  • 理想の自分に近づける

では、どうすれば皆さんのブランドがお客様にとって魅力的なブランドになれるのでしょうか。

独自の価値を明確にして伝える

競合がひしめく中から選ばれるブランドには、そのブランドならではの価値があります。そして、多くの人に選ばれているブランドは、その価値を人々に正しく伝えています。

皆さんのブランドには、どのような価値がありますか。まずは、ブランドの価値を明確にし、それをSNSやメルマガなどを使って発信していきましょう。

誰に向けた商品かをはっきり伝える

人々は、自分の目的や状況に合った商品を求めています。そのため、もしも「このブランドは自分に合っている」と感じられれば、他と比較せず、「このブランドにしよう」と思ってもらえる可能性が高まります。

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自分に合っていることに気付いてもらうために、ターゲットを具体的に示すという方法があります。
「1日10分しか取れない人向け」のように具体的に書くと、「自分に合っている」と感じてもらいやすいですね。
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Before→Afterや体験談を紹介する

人々は、「理想の自分に近づける」と感じると、そのブランドや商品を使いたいと思うようになります。たとえば、ダイエット商品の広告に「Before→After」の写真が載っているのは、「この商品を使うとこのように痩せられる」ということを具体的にイメージしやすくするためです。

成功事例として、お客様の体験談を紹介するのも効果的です。

まとめ

この記事では、ブランディングについて解説しました。

  • ブランディングとは
  • ブランディングはなぜ必要?
  • 魅力的なブランドにするための具体的な方法

SNSやメルマガで情報を発信している方は、その内容を見直すところから始めてみませんか。

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