UTAGE構築代行をする人がここ1〜2年でかなり増えました。これ自体はとてもいいことだと思っています。
UTAGEを使いこなせる人が増えるということは、コンテンツホルダーの選択肢が広がるし、業界全体のレベルも底上げされます。
ただ、正直に言うとこの先「構築ができるだけ」で単価を維持するのは厳しくなっていきます。
現状、構築代行の単価が3〜5万円で頭打ちになっている方に共通しているのが、「単価アップの交渉材料やスキルがない」ということなんです。
この記事では、構築代行のスキルを活かしながら単価を上げていくための具体的な方法をお伝えします。
なぜ「構築だけ」だと単価が上がらないのか
構築スキルが「当たり前」になりつつある
LP作成、ステップ配信の設定、決済連携、会員サイトの構築——これらのスキルは、以前なら希少性がありました。
でも今は、UTAGEができる人が増えたこともあり、「UTAGE構築できます」と言える人がどんどん出てきています。
スキルの供給が増えれば、当然価格は下がります。
同じスキルを持っている人が10人いれば「安い方に頼もう」となるのは自然なことです。構築スキル単体で差別化するのは、もう難しい時代になっているんですよね。
「作業量」で報酬が決まる構造に限界がある
構築代行の報酬は、基本的に「何をどれだけ作るか」で決まります。LP3ページでいくら、ステップメール10通でいくら、という形式です。
この構造だと、単価を上げるには作業量を増やすしかない。でも1日にこなせる作業量には限界があります。
時間を切り売りしている限り、収入の天井はどうしても低くなってしまうんです。
クライアントから見ると「替えがきく存在」になっている
これが一番深刻なんですが、構築だけをやっていると、クライアントにとっては「他の人でもできる作業を依頼している」という認識になりがちです。
だから「もう少し安くできませんか?」と言われることが起きる。
クライアントが悪いのではなく、ポジションの問題なんです。
「この人じゃないとダメだ」と思われるポジションに移らない限り、価格交渉からは逃れられません。
単価を上げるために「足すべき」3つのスキル
スキル1:ファネル全体の設計力
構築代行はファネルの「パーツ」を作る仕事ですが、単価を上げるにはファネル「全体」を設計できる力が必要です。
集客→教育→販売→フォローの流れを俯瞰して、「この商品ならこういうファネルが最適です」「この導線だと離脱が起きやすいのでこう変えましょう」と提案できること。
これができると、クライアントにとっての価値が一気に上がります。
構築代行として日々ファネルのパーツに触れているからこそ、全体像を学べば吸収が早い。ここが構築経験者の圧倒的なアドバンテージです。
スキル2:コピーライティングの基礎
LPの成約率を左右するのは、デザインよりも「何を書くか」の方が大きいです。
ヘッドラインの作り方、ベネフィットの見せ方、CTAの文言、ストーリーの組み立て——コピーライティングの基礎があるだけで、提案の幅が一気に広がります。
クライアントから「このLPを作って」と依頼されたときに、「この構成だと成約率が落ちるので、ヘッドラインをこう変えた方がいいですよ」と言えたら、もう単なる構築代行ではありませんよね。
「設計もできる人」として、まったく違う報酬体系に移行できます。
スキル3:ローンチの全体像の理解
プロダクトローンチ、エバーグリーンローンチを実施する上でいくつかの型があります。
それぞれの特徴と使い分けを理解していることで、クライアントの商品や状況に合わせた提案ができるようになります。
「この商品ならエバーグリーンローンチが向いています」「今のリスト数ならまずプロダクトローンチで実績を作りましょう」
こういう提案ができる人は、クライアントから見ると「売上を一緒に作ってくれるパートナー」です。構築代行とは比較にならない単価を提示しても、納得してもらえます。
構築代行からのステップアップ——具体的な行動プラン
ステップ1:今の案件で「なぜ」を考える習慣をつける
まず今日からできることとして、構築作業をしながら「なぜこの構成なのか」「なぜこの順番でメールを送るのか」を考えてみてください。
クライアントの指示に従うだけでなく、設計の意図を理解しようとする姿勢が、プロモーターへの第一歩になります。
分からなければクライアントに聞いてみるのもいいですね。「こういう構成にした理由を教えていただけますか?」と聞くだけで、学びの質がまったく変わります。
ステップ2:マーケティングの基礎を体系的に学ぶ
ファネル設計、潜在層と顕在層の違い、コピーライティング、ローンチの型——これらを体系的に学ぶことで、構築スキルの上に「設計力」が乗ります。
わたしのUTAGE講座でも操作方法だけでなくマーケティングの考え方からレクチャーしているのは、ツールの使い方だけ覚えても設計できなければ単価は上がらないからです。
構築のスキルとマーケティングの知識、この掛け合わせができる人はまだ圧倒的に少ないんですよね。
ステップ3:既存クライアントに提案してみる
いきなり「プロモーターです」と名乗る必要はありません。今の構築代行のクライアントに「ここの導線をこう変えたら成約率が上がると思うんですが、いかがですか?」と提案してみてください。
この一言が、構築代行からの脱却の入口になります。提案が通れば実績になりますし、通らなくても「この人はただ作業するだけじゃないんだな」という印象を残せます。
ステップ4:報酬体系を「作業量ベース」から「成果ベース」に移行する
設計から入れるようになったら、報酬体系を変えていきましょう。「LP1ページ◯万円」ではなく、「ローンチ全体の設計+構築で◯万円」「売上の◯%をフィーとしていただく」という形にシフトする。
成果ベースの報酬にすると、クライアントの売上が上がるほど自分の報酬も上がります。お互いにとってメリットのある関係が作れるので、案件も長期化しやすくなります。
まとめ
UTAGE構築代行が増えたことは業界にとっていいことですが、「構築だけ」では競合が増えた分、単価を維持するのが厳しくなっていきます。
単価を上げるには、構築の「上流」に入ること——つまり設計側に回ることが必要です。
足すべきスキルは、ファネル全体の設計力、コピーライティングの基礎、ローンチの全体像の理解。
構築代行としてすでにUTAGEに触れている方は、この3つを学ぶことで一気にポジションが変わります。
設計からローンチまで一気通貫でできる人はまだほとんどいないので、今がチャンス。
スキルを身につけて次のキャリアを切り開いていきたい方は、こちらのセミナーにも参加してみてください。



