「UTAGEでシナリオを作り始めようと思ったけれど、
設定項目が多くて途中で手が止まってしまった…」

そんな経験はありませんか?

UTAGEのシナリオ機能は、メールとLINEを横断して配信を自動化できる一方で、「なぜこの設定が必要なのか」を理解しないまま進めると、途中で混乱しやすい構造になっています。

この記事では、実際の管理画面を使った操作フローを軸にしながら、シナリオ設定を「作業」ではなく、設計として理解できる構成で解説します。

Contents

なぜUTAGEのシナリオは難しく感じやすいのか

パソコンでメールを送っている様子
いきなり配信を作ると失敗しやすい理由

UTAGEのシナリオは、一度動き始めると自動で配信され続けます。
これは大きなメリットである反面、初期設定のズレが、そのまま配信トラブルにつながるという側面もあります。

  • 思っていないタイミングでメールが届く
  • LINEとメールの紐づけが崩れる
  • 誰に送られているのか分からなくなる

こうした問題の多くは、「配信文」ではなくシナリオの土台設計が原因です。

UTAGEのシナリオを理解するための前提整理

シナリオは「配信内容」ではなく「流れ」

UTAGEにおけるシナリオとは、1通1通のメッセージではなく、ユーザーが登録してから辿る一連の流れを指します。

たとえば、

  • 登録直後にLINEで挨拶
  • 数日後にメールで解説
  • 一定期間後にフォローメッセージ

こうした流れ全体を、人の手を介さずに動かすための設計がシナリオです。

シナリオとは何か?UTAGEでの役割を整理する

シナリオ=自動配信の設計図

UTAGEにおけるシナリオとは、「どのユーザーに、どの順番で、どんなメッセージを届けるか」を決める設計図のような存在です。

たとえば、

  • 登録直後にLINEで挨拶
  • 数日後にメールで使い方を案内
  • 一定期間後にフォローメッセージを送る

といった流れを、人の手を介さずに実行できます。

実践:UTAGEでシナリオを作成する基本フロー

ここからは、実際の管理画面の画像を見ながら進める前提で、シナリオ作成の基本フローを整理します。
操作そのものよりも、「この工程で何を決めているのか」に注目してください。

フロー①:配信の起点となるアカウントを決める

最初に行うのは、どの配信アカウントでシナリオを動かすかを決めることです。

画像

UTAGEでは、

  • アカウント単位で登録者情報が管理される
  • シナリオもアカウントごとに紐づく

ため、この選択を間違えると後から修正が大変になります。

フロー②:シナリオ管理エリアを確認する

次に、シナリオ全体を一覧で管理できる画面へ進みます。

画像

この画面は、

  • シナリオの追加
  • 整理
  • 修正

すべての起点になる場所です。

フロー③:シナリオを整理するためのグループを用意する

シナリオを作る前に、整理用のグループを先に作成します。

画像

グループは、

  • 新規登録者向け
  • イベント用
  • 購入者フォロー用

など、目的ベースで分けるのがおすすめです。
これは今のためではなく、数ヶ月後の自分が迷わないための準備です。

フロー④:シナリオの基本情報を設定する

グループを作成したら、シナリオ本体の基本情報を登録します。

画像

ここで決めるのは、

  • どのグループに属するか
  • 管理用のシナリオ名

あくまで「管理のための設定」であり、配信内容はこの段階では不要です。

フロー⑤:同一ユーザーの判定方法を確認する

続いて、「この人は同じユーザーか?」をどう判断するかを設定します。

  • デフォルト:システム全体の基本設定が適用される
  • 端末情報+メールアドレス:同じ端末でアクセスしたユーザーを同一人物と判断
  • メールアドレスのみ:メールアドレスだけで判断
画像

 

設定項目は複数ありますが、特別な理由がなければ初期設定のままで問題ありません。
むしろ、安易に変更するとデータ管理が複雑になることがあります。

フロー⑥:ステップ配信の時間ルールを決める

次は、登録時間と配信時刻がズレた場合の挙動を決めます。

画像

ここは、ユーザー体験に直結するポイントです。
「自分が受け取る側だったら違和感がないか?」この視点で選択すると失敗しにくくなります。

フロー⑦:LINEとメールの情報をどう扱うか決める

UTAGEでは、
LINE登録とメール登録が別タイミングで行われるケースを想定しています。

画像

すべてを統合すれば良い、というわけではなく、登録導線に合った設定を選ぶことが重要です。

フロー⑧:メールの共通設定を事前に整える

最後に、メール作成時の手間を減らすための共通設定を行います。

画像

ここを整えておくことで、

  • 毎回の入力作業が減る
  • 表記ブレを防げる
  • 運用が安定する

といったメリットがあります。

この時点で完成している状態とは?

ここまで完了すると、「配信できる構造だけが完成した状態」になります。

まだ

  • メール文
  • LINEメッセージ

がなくても問題ありません。

まずは、壊れない土台を作ることが、UTAGEシナリオ設定で最も重要です。

よくある質問

Q1. UTAGEでシナリオを作る前に、必ずグループ設定は必要ですか?

A.必須ではありませんが、最初にグループを作っておくことを強くおすすめします。

シナリオが増えてくると、目的ごとの整理ができていない状態では管理が非常に煩雑になります。
特に後から修正や複製を行う際、グループ分けがされているだけで作業効率が大きく変わります。

Q2. UTAGEのシナリオ名は読者(登録者)にも表示されますか?

A. 表示されません。
シナリオ名はあくまで管理者側が把握しやすくするための内部名称です。

そのため、見栄えよりも「何のシナリオかが一目で分かる名前」を付けることが重要です。

Q3. UTAGEの同一個人判定の設定は変更したほうがいいのでしょうか?

A. 特別な理由がない限り、初期設定のままで問題ありません。

設定を変更すると、LINEやメールのデータ管理が複雑になり、
意図しない分断や重複が起こる可能性があります。

まずは標準設定で運用し、必要性が出てから見直すのが安全です。

Q5. UTAGEでLINEとメールの情報は必ず統合したほうがいいですか?

必ずしもそうではありません。
登録導線によっては、無理に統合しない方が管理しやすいケースもあります。

特に「メール登録→後からLINE登録」という流れの場合、
統合しない設定の方がトラブルを防げることがあります。

Q6. UTAGEでメール設定は後回しにしても問題ありませんか?

技術的には後からでも設定できますが、最初に済ませておく方が圧倒的に楽です。

送信者名やフッターなどを事前に整えておくことで、
メール作成時の入力ミスや表記ブレを防ぐことができます。

運用を安定させる意味でも、初期段階での設定がおすすめです。

Q7. この時点では、まだ配信内容を作っていなくても大丈夫ですか?

問題ありません。
ここまでの工程は、あくまで「壊れないシナリオの土台作り」です。

先に構造を整えておくことで、後からメールやLINEの内容を追加・修正しても混乱しにくくなります。

Q8. UTAGEの初心者が一番やりがちな失敗は何ですか?

いきなり配信文を作り始めてしまうことです。

土台となる設定が不十分なまま進めると、「誰に・いつ・どの媒体で届くのか」が分からなくなりがちです。

まずはこの記事で紹介した基本フローを一通り整えることが、失敗を防ぐ近道です。

まとめ|UTAGEのシナリオは“操作”ではなく“設計”

UTAGEのシナリオ設定は、手順を覚えるものではありません。

  • なぜこの設定があるのか
  • どんな配信を想定しているのか

を考えながら進めることで、メール・LINE配信は一気に扱いやすくなります。

まずは基本フローを押さえ、小さなシナリオから動かしてみてください。
そこから改善していくことで、UTAGEは本当の意味で“自動化ツール”になります。

最初は少し手間に感じるかもしれませんが、一度整えてしまえば、その後の配信は驚くほどスムーズになります。

ぜひ本記事を参考に、UTAGEを最大限活かせるメール配信環境を構築してください。

今回の記事でお伝えした考え方や設計は、UTAGE攻略無料セミナーの中で、ファネル全体の流れとして、実際の設計例を交えながらより具体的に解説しています。

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