UTAGEのファネルページにおけるABテスト、使っていますか?
LPの反応が悪いとき、感覚で「なんとなくヘッダーを変えてみる」をやっていませんか。それ、変える前のデータが残らないので、良くなったのか悪くなったのか、実は誰にもわからないんです。
この記事では、UTAGEのABテスト機能の使い方を、ファネルページとメール件名の2種類それぞれ操作手順つきで解説します。改善を「感覚」から「数字」に切り替えましょう。
Contents
UTAGEのABテストでできること【2種類】
ABテストとは、2つ以上のパターンを同時に表示・配信して、どちらが高い成果(登録率・購入率・開封率など)を出すかを比較する手法です。
UTAGEでは2種類のABテストができます。
・ファネルページのABテスト:デザインや構成の違うページにアクセスを自動で振り分けて比較する
・メール配信のABテスト:違う件名のメールを半々に配信して、開封率・クリック率を比較する
順番に手順を見ていきますね。
ファネルページのABテスト手順【4ステップ】
STEP1:テストページを作る
1.上メニューの【ファネル】をクリックし、テストしたいファネルの【ページ一覧】を開きます。
2.テスト対象ページの【A/Bテストを作成】ボタンをクリックします。
3.作成方法を選びます。「ページをコピーして作成」は、ボタンの色や見出しなど一部だけ変えたい場合。「新規にページを作成」は、まったく別のデザインで勝負させたい場合です。
4.作成されたBページを編集して、テストしたい箇所を変更します。
3ページ以上(A/B/Cテスト)も可能ですが、まずは2ページからで十分です。
STEP2:テストは自動で始まる
テストページを作ると、元のAページのURLにアクセスした人が、AページとBページに自動で均等に振り分けられます。URLを分けて配る必要はありません。
同じユーザーには常に同じページが表示される仕様なので、「さっきと違うページが出てきた」という混乱も起きません。
STEP3:結果をデータ画面で確認する
左メニューの【データ(合算)】または【データ(日別)】を開くと、ページごとのアクセス数・登録数・登録率・購入率・売上が比較できます。
ファネル全体の流れの中で見たい場合は、左メニューの【ファネルマップ(β版)】が便利です。ABテスト中のステップは、各ページの数字がまとめて表示されます。
STEP4:負けたページは「アーカイブ」する
十分なデータが集まったら、成果の低いページの【アーカイブ】ボタンを押します。以降は勝ったページだけにアクセスが流れます。
ここで大事な注意がひとつ。負けたページは「削除」ではなく「アーカイブ」してください。削除するとテストのデータごと消えます。アーカイブならデータを残したまま非表示にでき、あとから【アーカイブを解除】で戻すこともできます。
メール件名のABテスト手順【3ステップ】
メールでは件名のABテストができます。手順は3つです。
1.メール・LINE配信のシナリオ内で、メール作成画面を開きます。
2.件名欄の横にある【A/Bテストを行う】チェックボックスをオンにします。
3.件名の入力欄が2つ表示されるので、それぞれ違う件名を入れて、本文を作って配信します。
配信先は自動で半々に振り分けられ、送信済みメールの一覧から件名Aと件名Bそれぞれの開封率・クリック率が確認できます。一斉送信・ステップ配信・リマインド配信のどれでも使えます。
注意点は2つ。テストできるのは件名のみで、本文のABテストはできません。そして、配信後にメールの設定を編集するとデータの正確性が失われるので、再テストはコピーか新規作成で行ってください。
「どんな件名を比べればいいか」の引き出しは、UTAGEのメール配信で開封率57%を出した件名の書き方にまとめてあります。テストの候補づくりに使ってください。
ABテストで失敗しない2つの鉄則
機能の使い方より大事なのが、テストの設計です。公式マニュアルにも明記されている2つの鉄則を、わたしなりに補足します。
鉄則1:一度に変えるのは1要素だけ
ヘッダーもボタンも価格表示も一気に変えると、勝っても負けても「何が効いたのか」がわかりません。それは改善ではなく、ただの引っ越しです。
変えるのは1回に1要素。地味に見えますが、1要素ずつの積み重ねだけが、再現できる勝ちパターンになります。何から変えるか迷ったら、LP売上を2倍にする改善ポイント12選から優先順位をつけてください。定番はファーストビューの見出し→ボタン周り→オファーの見せ方の順です。
鉄則2:データが貯まるまで結論を出さない
アクセス20件でBが勝っていても、それは偶然の範囲です。少ないデータで結論を出すと、偶然に設計を明け渡すことになります。
テスト中にページを編集するのもNGです。編集前後のデータが混ざって、比較になりません。仕込んだら、触らず、貯まるまで待つ。ここは我慢です。
登録経路との使い分け
似た機能に「登録経路」がありますが、役割は別物です。
・ABテスト:同じ流入に対して、ページや件名の「どちらが勝つか」を比べる機能
・登録経路:広告・SNS・メルマガなど、「どこから来た人が登録したか」を追う機能
つまり、流入の質を測るのが登録経路、受け皿の質を測るのがABテストです。両方そろって、はじめて「どこに広告費をかけて、どのページで受けるか」が数字で決められます。登録経路の設定はUTAGE登録経路機能の使い方をどうぞ。
まとめ|改善を「感覚」から「数字」へ
UTAGEのABテスト機能のポイントをまとめます。
・ファネルページは【ページ一覧】>【A/Bテストを作成】。振り分けは自動・同一ユーザーには同一ページ
・結果は【データ(合算/日別)】か【ファネルマップ(β版)】で比較。負けたページは削除ではなくアーカイブ
・メールは件名のみテスト可。【A/Bテストを行う】にチェックして件名を2つ入れるだけ
・鉄則は「1回1要素」と「データが貯まるまで待つ」
LPの改善は、センスの勝負ではなく計測の勝負です。仕組みはUTAGEが持っているので、あとは回すだけ。
まずはいま一番アクセスが集まっているページで、見出し1本のABテストから始めてみてくださいね。
ページ作りの基本から見直したい方はUTAGEのLP作成ガイドもあわせてどうぞ。
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