こんにちは。
受講生900名!日本で一番受講生が多い UTAGE講座の講師 まどか です。
メルマガ配信をしている皆さんは、
「メルマガを、もっと多くの方に読んでもらいたい」
「開封率を上げるにはどうすればいいのか知りたい」
と感じたことはないでしょうか。
メルマガは、情報発信やお客様との関係構築に有効な手段ですが、せっかく送っていても、開封されなければ情報は届きません。そのため、メルマガを配信するなら、まずは開封率を上げていくことがとても重要です。
この記事では、メルマガ開封率の定義や平均的な数値、開封率が上がらない原因、そして今すぐ取り組める改善策を紹介します。メルマガの開封率を上げて、売上倍増につなげましょう。
Contents
メルマガの開封率とは
メルマガ開封率とは、配信したメールマガジンがどの程度の受信者に開かれたかを示す指標です。
メルマガの開封率の計算方法
メルマガの開封率は、以下の計算式で算出できます。
具体的な数字で計算してみましょう。たとえば、メルマガを1,000通配信し、そのうち200通が開封された(200人がメルマガを読んだ)場合は、以下のように計算されます。
メルマガの開封率 = 200通 ÷ 1,000通 × 100 = 20(%)

「配信したメールが読者の関心を引いたかどうか」
を判断するうえで重要な材料です。
「そのメールは多くの読者の関心を引いた」
と判断できます。

一般的なメルマガの開封率はどれくらい?
メルマガの開封率は、15%から25%程度が一つの目安です。ただし、この数値は、業種や読者との関係、配信の目的によって大きく異なります。

KPI(重要業績評価指標=さしあたっての目標値)を決めて、それを達成するにはどうすればよいかを検討しながら作成するとよいでしょう。
メルマガの開封率が低いとどうなる?
開封率が低いということは、読者に読んでもらえていない、つまりマーケティングが成功していないということになります。
さらに、開封されないメールが増えると配信元の信頼性が下がり、迷惑メールと判定されるリスクが高まるので注意しましょう。一度迷惑メールと見なされると、通常の案内も受信者に届かなくなり、開封率はさらに下がるという悪循環に陥ります。
メルマガの開封率が上がらないのはなぜ?
この記事を読んでいる皆さんも、複数のメルマガを受信されているのではないでしょうか。毎日届くメールの中には、開封して読むものもあれば、読まないものもあるでしょう。
では、開封するメルマガとしないメルマガには、どのような違いがありますか。
メルマガの開封率が上がらない場合、たとえば以下のような原因が考えられます。
- メルマガの件名が読者の興味関心に合っていない
- 差出人名に信頼感がない
- 配信のタイミングが読者の行動とずれている
それぞれについて、詳しく解説します。
メルマガの件名が読者の興味関心に合っていない
読者の多くは、件名を見て「読みたいかどうか」を判断するといわれています。

読者の興味関心に合わない件名では、開封してもらえない可能性が高くなります。内容を的確に伝えていない抽象的な表現や、販促色が強すぎる文言は避けられやすく、メール本来の価値が伝わりません。
差出人名に信頼感がない

読者には「広告メールを読みたくない」「あやしいを開封したくない」という意識があるため、信頼できないメールは開封してもらえないどころか、迷惑メールに振り分けられてしまう可能性があるので、注意しましょう。
配信のタイミングが読者の行動とずれている

読者がメールを確認しない時間帯に配信してしまうと、他のメールに埋もれてしまい、見逃される原因になります。
一般的には、休日や深夜に送ると埋もれてしまうことが多いですが、適切な時間帯は読者層によって異なります。
メルマガの開封率を上げるために何をすればいい?

- 読者を引きつける件名にする
- 読者層を分けて配信する(セグメント配信)
- 差出人名に会社名または担当者名を明記する
- 読者の生活リズムに合わせて配信時間を設定する
読者を引きつける件名にする
読者に「このメールを読みたい」と思ってもらうためには、件名に工夫が必要です。たとえば、次のような工夫があります。
「期間限定」「本日まで」「無料で公開」など、具体的な数字や緊急性、限定性を取り入れる。
「◯◯様」のように件名に名前を入れ、「自分あてのメールだ」という意識を持ちやすくする。
どのような件名への反応が良いかは読者層によって異なるため、ABテスト(2パターンの件名でメルマガを配信し、どちらの効果が高いかを比較するテスト)を行い、読者層ごとの反応データを蓄積・改善していくのがおすすめです。
件名の工夫やABテストについては以下の動画で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
読者層を分けて配信する(セグメント配信)
メルマガは、必ずしも多くの人に送るのがよいとは限りません。内容に合う読者だけを絞り込み、限定配信する方が効果的な場合もあります。

具体的には、
「セミナー参加者のみに追加情報を配信する」
「商品購入者のみに追加機能を案内する」
というように絞り込んで配信することで、
- 興味関心を持つ読者に、より粒度の高い情報を伝えられる
- 興味関心を持たない読者に、不要なメールを送信することを避けられる
といったメリットがあります。
セグメント配信を行うためには、過去の行動履歴やデータにもとづいて読者層をグループ化しておく必要があります。グループ化の方法はメルマガ配信ツールによって異なりますが、UTAGEの場合は「ラベル」という機能を使うと簡単に行えます。グループ化の方法や配信のコツをこちらの動画で紹介していますので、ぜひご覧ください。
差出人名に会社名または担当者名を明記する
差出人名に企業名や担当者名を含めると、メルマガの信頼性が高まり、開封してもらいやすくなります。
また、差出人名と件名を上手に組み合わせると、「自分宛ての重要な情報」というイメージを持ってもらいやすいため、開封のきっかけとなります。差出人名も安易に決めず、しっかり設計しましょう。
読者の生活リズムに合わせて配信時間を設定する
SNSでは、配信時間が重要だということはよく知られていますが、メルマガも同様です。配信時間は、開封率の向上に直結する重要な要素です。
一般的に、BtoBであれば平日午前10時〜11時、または昼休み後の13時〜14時が有効といわれています。BtoCの場合は読者層によって大きく異なりますが、通勤時間帯や昼休み、夜が有効か場合も多いです。
曜日や時間帯を変えて試し、最適な配信スケジュールを見つけて定着させましょう。
開封率の測定方法
メルマガから売上につなげるためには、開封率を測定し、改善を重ねていくことがとても大切です。では、開封率はどのようにして測定するとよいのでしょうか。
簡単でおすすめの方法は、配信ツールの分析ページを確認することです。
これは、マーケティングツールUTAGEの分析ページです。それぞれのメルマガについて、送信数、開封数、開封率などのデータが表示されているので、今回の結果が一目瞭然です。
開封率の推移を定期的に確認することで、件名の設計、配信時間、配信対象の精度といった要素の効果検証が可能になるので、毎回確認してブラッシュアップしていきましょう。
まとめ
この記事では、メルマガの開封率について解説しました。
- メルマガの開封率とは
- メルマガの開封率が低いとどうなる?
- メルマガの開封率が上がらないのはなぜ?
- メルマガの開封率を上げるために何をすればいい?
メールマーケティングは、ちょっとしたコツを知っているかどうかで成果が大きく変わります。メルマガやLINE配信などの工夫で売上を倍増させるコツをメルマガでお届けしていますので、集客や売上倍増にぜひお役立てください。