「もう少しブラッシュアップしてから」「もっと完成度を上げてから出そう」
——もしあなたがこの言葉を何度も繰り返しているなら、今日の記事はぜひ最後まで読んでほしいです。
実はわたし自身、かつては完璧主義者でした。
LPのコピーを何十回も書き直す。講座のスライドを何日もかけて作り込む。
「ここがまだダメ」「あそこも気になる」と手を入れ続けて、いつまで経ってもリリースできない。
でもあるとき気づいたんです。このままだと一生売上作れない。
売上が伸びたのは、いい意味で完璧主義をやめたことでした。
完璧主義がビジネスを止める3つの理由
理由1:出すのが遅れるほど、機会損失が積み上がる
完璧にしてから出そうとすると、リリースまでに時間がかかります。
その間に市場は動き、競合は先にサービスを出し、見込み客は他の選択肢を選んでしまう。
わたしがUTAGE講座を最初にリリースしたとき、受講生の皆さんはご存知ですが、今ほどコンテンツが充実していたわけではありませんでした。
でも「早く出す」ことを優先した結果、まだ競合が少ないタイミングでポジションを取ることができた。
完璧を待っていたら、このポジションは取れなかったと思います。
ちなみに足りないコンテンツを何で補ったかというと、ライブセミナーです。
ライブで直接レクチャーや解説をして、相談にも乗っていたので、そっちの方が実は満足感が高かったし、「まどかさんがコンテンツをどう充実させるかの過程が見れたのもよかった」と好評でした。
理由2:自分の中の「完璧」はお客様の基準と違う
完璧主義の人が追求している完璧は、実はお客様が求めている完璧とは違うことが多いんです。
たとえば「このLPのデザインをもっとおしゃれにしたい」と何日もかけて調整しても、お客様が見ているのはデザインではなく「自分の悩みを解決してくれるかどうか」。
こだわっているポイントがお客様の購入判断にほとんど影響しないケースはよくあります。
理由3:出さない限り「本当の改善点」は分からない
これが一番重要です。
いくら自分の頭の中でブラッシュアップしても、実際にお客様に見せないと「本当に直すべきポイント」は分かりません。
わたしのUTAGE講座は、最初のバージョンから数えると何度も大幅にブラッシュアップしています。
でもその改善ポイントは全て、実際にリリースして受講生の進捗をしっかり見たことで「何があるともっと役立つか」を見て、即コンテンツを作っていったこと。
自分の頭の中だけで考えていたら、的外れな改善を繰り返していたと思います。
完璧主義を手放すための3つの考え方
考え方1:「完成させる」と「完璧にする」は別物
完璧主義の人は「完成」と「完璧」を混同していることが多いです。
でもこの2つはまったく別物なんですよね。
完成とは「必要な要素が揃っていて、お客様に提供できる状態」。
完璧とは「自分が満足できる状態」。お客様に価値を届けるために必要なのは「完成」であって「完璧」ではありません。
考え方2:「バージョン1.0」という発想を持つ
わたしが自分に言い聞かせているのは「これはバージョン1.0だ」ということ。
つまり、今出すものは最終形ではなく、改善を前提とした初版。
この発想があると「今の段階でベストなものを出す」「フィードバックをもらって次のバージョンで改善する」というサイクルに入れます。
スマホのアプリだって最初から完成形ではなく、アップデートを重ねて良くなっていきますよね。ビジネスも同じです。
考え方3:完璧主義は「自分を守る言い訳」になっている
これは少し厳しい言い方になりますが、「完璧にしてから」が口癖の人は、完璧主義を「出さない言い訳」に使っていることがあります。
出さなければ失敗しない。批判されない。恥をかかない。
完璧主義の裏にあるのは「失敗への恐怖」であることが多いんです。
わたしも昔はそうでした。「まだ完璧じゃないから」と言って本当は「失敗するのが怖いから」出せなかった。
でも出さない限り何も変わらないんですよね。出して失敗しても、その経験は次に活きる。出さなければ、ゼロのままです。
70%で出して改善するサイクルの回し方
ステップ1:「最低限必要な要素」だけに絞る
リリースに必要なのは「お客様が価値を受け取れる最低限の状態」です。
LPなら、ヘッドライン、問題提示、解決策、CTAがあれば機能します。
デザインの微調整やコピーの推敲は後からでもできます。
ステップ2:リリースして反応を見る
出したら、申込率、問い合わせの内容、受講生からの質問——これらのデータを集めます。
このデータが「本当に直すべきポイント」を教えてくれます。
ステップ3:データに基づいて改善する
自分の感覚ではなく、データとフィードバックに基づいて改善します。
「ここのデザインが気になる」ではなく「ここで離脱が起きている」「ここで質問が多い」というファクトベースの改善。これが圧倒的に効率的です。
まとめ
「完璧にしてから出そう」は、一見丁寧で誠実に見えます。
でもビジネスにおいては、完璧を目指して出さないことの方が、お客様にとっても自分にとってもマイナスなんです。
70%で出す。フィードバックをもらう。改善する。
このサイクルを回すことが、結果的に最も早く「良いサービス」にたどり着く方法です。
わたしのUTAGE講座も、最初のバージョンからは想像できないほど進化しています。
それは完璧を待たずに出して、受講生の声を聞きながら改善し続けてきたから。
あなたも「完璧」を待つのをやめて、まず出してみてくださいね。


