「どの講師から学ぶか」で、その後の結果は大きく変わります。

わたしは講師歴20年以上、自分のUTAGE講座では1,000人以上の受講生がいらっしゃり、自分自身もたくさんの講座を受講してきました。

その中で、他の講師の方のセミナーや講座もたくさん見てきましたが、受講生を伸ばせる講師とそうでない講師には、明確な違いがあるんです。

今回は、わたしが実際に見てきた経験をもとに、「こういう講師からは離れたほうがいい」という特徴と、「この講師なら信頼できる」という共通点を具体的にお伝えしていきますね。

受講する側にとっては講師選びの基準に、講師をしている方にとっては自分自身の振り返りになる内容です。

「この講師、ちょっと違うな」と思った瞬間、ありませんか?

正直に言うと、講師の質はピンキリです。

他の講師の方のセミナーや講座もたくさん見てきましたからこそわかる

「この講師は受講生を伸ばすだろうな」と感じる人と、「この講師のもとでは受講生は伸びないだろうな」と感じる人には、明確な違いがあるんです。

今回は、わたしが実際に見てきた経験をもとに、ダメな講師と良い講師の違いを具体的にお伝えしていきますね。

 

残念な講師の特徴7つ:こういう講師からは離れたほうがいい

特徴①:自己顕示欲が前面に出すぎている

セミナーや講座の冒頭で、延々と自分の実績を語り続けたり、自慢が多い講師がいます。

正直に言うと、これは受講生のための時間ではなく、講師自身の承認欲求を満たす時間なんですよね。

もちろん実績を伝えること自体は悪いことではありません。「この人に教わる価値があるか」を判断してもらうための情報は必要です。

でもやりすぎると、受講生はだんだん冷めていきます。

そんな講師は「受講生にとって何が必要か」よりも「自分がどう見られたいか」を優先している可能性が高いと思っています。

実績はさらっと伝えて、すぐにコンテンツに入る。

受講生が知りたいのは「あなたがどれだけすごいか」ではなく、「わたしがどうすれば変われるか」なんです。

特徴②:講義中の態度が悪い・上から目線

これも意外と多いんですが、講義中に受講生を見下すような態度を取る講師がいます。

質問に対して「そんなことも分からないんですか?」と言ったり、初歩的な質問を嫌な顔で聞いたり、発言を途中で遮って自分の話を続けたり。

受講生は「分からないから学びに来ている」んです。

それを馬鹿にするような態度を取った時点で、受講生は二度と質問しなくなります。質問しなくなるということは、分からないまま進むということです。

結果として受講生は成果が出ず、「この講座は意味がなかった」と感じて離れていく。悪循環ですよね。

特徴③:他の講師や競合をセミナー中に否定する

自分のポジションを確立するために、他の講師や競合サービスを名指しで批判する人がいます。「〇〇さんのやり方は古い」「あのツールはダメだ」のような発言です。

これを聞いた受講生はどう思うかというと、「この講師、裏ではわたしのことも悪く言ってるんじゃないか」と不信感を持つんです。

良い講師は他者を否定する必要がありません。

自分の提供する価値に自信があれば、比較や批判ではなく、「わたしはこういう考え方でやっています」と自分のスタンスを伝えるだけで十分なんですよね。

特徴④:受講生の成果より自分の売上を優先する

講座の中で「次のコースに進んでください」「上位プランにアップグレードしてください」と、追加の売り込みばかりする講師は危険です。

受講生がまだ基礎を消化しきれていない段階で上位講座を売り込むのは、受講生のためではなく講師の売上のためです。

「この受講生にとって今必要なのは何か」を考えるのが講師の仕事であって、「次に何を買わせるか」を考えるのは講師の仕事ではないと、わたしは思っています。

特徴⑤:質問への返信が遅い・雑

「いつでも質問してくださいね」と言っておきながら、質問への返信が3日後、しかも定型文のコピペ。これでは受講生の信頼は得られません。

わたしの顧問クライアントから「返信がめちゃくちゃ早い」「的確」と言っていただけるのは、単純にそこを重視しているからです。

受講生からの質問は「学ぶ意欲の表れ」なんです。その意欲にできるだけ早く、丁寧に応えること。それだけで受講生の満足度と成果は大きく変わります。

特徴⑥:コンテンツが更新されていない

2年前に作った動画教材をそのまま使い続けている。テキストが古い情報のまま放置されている。

特にマーケティングやSNS活用のジャンルでは、半年で状況が変わることも珍しくありません。コンテンツを定期的にアップデートしない講師は、「教える責任」を果たしていないとわたしは考えます。

特徴⑦:できない受講生を切り捨てる

「あの人はセンスがない」「向いてない人は仕方ない」と、成果が出ない受講生を切り捨てる講師がいます。

確かに、どんなに手をかけても成果が出ない方はいます。でも「この人は仕方ない」と判断する前に、「伝え方を変えてみる」「別のアプローチを試す」ということを講師側がやったかどうかが問われるんです。

わたしの考え方は「甘やかさないけど見捨てない」です。ズバッと言うべきことは言う。でも最後は「だからここを直せばいけるんですよ」で締める。講師は受講生の可能性を信じ続ける仕事だと思っています。

良い講師の共通点6つ:この特徴がある人から学ぶべき

共通点①:受講生が「何を手に入れられるか」にフォーカスしている

良い講師のセミナーや講座を見ると、主語がほとんど「受講生」になっているんですよね。

「わたしが○○を達成した方法」ではなく、「あなたがこれを学ぶとどう変われるか」。この視点の違いは些細なようで、受講生の受け取り方にはかなり影響します。

共通点②:難しいことを簡単に説明できる

専門知識が豊富なことと、それを分かりやすく教えられることは別のスキルです。

良い講師は、複雑な概念を身近な例えや具体的なステップに分解して伝えることができます。「こう言えば伝わるか」を常に考え続けている人です。

わたし自身、マーケティングの概念を説明するときは、なるべく日常のたとえ話を使うようにしています。教えるのは「知識の量」ではなく「伝わる力」なんですよね。

共通点③:自分の失敗を正直に話せる

成功体験だけを語る講師よりも、「わたしもここでつまずきました」「最初はこんな失敗をしました」と正直に話せる講師のほうが、受講生からの信頼は深くなります。

失敗を隠す必要はないんです。むしろ失敗を経験しているからこそ、受講生が同じ失敗をしないように導くことができる。「わたしはここで間違えたから、あなたはこのやり方で進んでくださいね」と言えることが講師の価値です。

共通点④:受講生ごとに伝え方を変えられる

全員に同じ説明をして「分かりましたか?」で終わる講師と、理解度に応じて言い回しを変えたり、追加の具体例を出したりする講師では、受講生の成果にはっきりと差が出ます。

「この人にはロジックで説明したほうが伝わる」「この人には事例を見せたほうが早い」。そういった判断ができるのは、受講生一人ひとりをちゃんと見ている証拠なんですよね。

共通点⑤:受講生の成長を自分のことのように喜べる

受講生が成果を出したときに、本気で喜んでくれる講師は信頼されます。

「自分の講座から成功者が出た」というアピールのための喜びではなく、純粋にその人の成長を喜べること。この違いは受講生にちゃんと伝わるんです。

共通点⑥:講座の外でも受講生のことを考えている

良い講師は、講座時間外にも「この情報、あの受講生に役立つかも」と思って共有したり、「あの方、最近投稿が止まっているな。大丈夫かな」と気にかけたりしています。

これは「24時間働け」という話ではなく、「教える」という仕事への向き合い方の話です。講座の中だけが講師の仕事だと思っている人と、受講生の成長を本気で願っている人では、おのずと行動が変わってきます。

講師選びで失敗しないための3つのチェックポイント

チェック①:セミナーや体験会の「最初の10分」を見る

最初の10分で延々と実績自慢をしているか、すぐにコンテンツに入っているか。これだけでもかなり判断がつきます。

受講生ファーストの講師は、自己紹介を最小限にして、できるだけ早く「参加者にとって有益な情報」を届けようとします。

チェック②:質問への対応を見る

SNSのDMやコメントで質問してみて、その返答の速さ・丁寧さ・的確さを確認してみてください。

講師としての姿勢は、お金をもらう前の対応にこそ表れます。まだ顧客じゃない段階での対応が雑な人は、お金をもらった後も期待できません。

チェック③:受講生の「声」の内容を確認する

受講生の声・レビューを見るときは、「すごかったです!」「最高でした!」のような感情的な感想よりも、「具体的に何ができるようになったか」「どんな変化があったか」が書かれているかをチェックしてください。

良い講師の受講生の声には「この方法でLPを作ったら反応が変わった」「ファネルの設計を学んだことで売上が安定した」のように、具体的な変化が記述されているものなんです。

まとめ:講師の力量は「受講生の成果」に表れる

良い講師かどうかは、「その講師がどれだけすごいか」ではなく、「その講師のもとで受講生がどれだけ成果を出しているか」で判断すべきです。

自己顕示欲が強い、態度が横柄、他者を否定する、売り込みが多い。こういった特徴がある講師のもとでは、残念ながら受講生の成長は期待しにくいと思います。

逆に、受講生ファーストの視点を持ち、分かりやすく教えることに情熱を注ぎ、一人ひとりの成長を本気で願っている講師のもとでは、受講生は確実に変わっていきます。

わたし自身も反面教師からたくさん学び、自分にしっかり活かし、これからも受講生の成果にこだわり続けていきたいと思っています。

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